|
美味探訪 > 和風 > 米寿司 | |||||||||||
|
取手市新町に店を開いて17年。ネタのよさと店主の人柄が好評。 食に文化があるとすれば、和食では、寿司屋がその一番手にあげられるのかもしれない。寿司屋で寿司を食べるというのは「粋」(いき)を体感することでもある。新鮮な魚がズラリと見渡せるカウンターに陣取って、威勢のいい板さんと言葉を交わしながら、その手際のいい「仕事」振り、リズミカルな握りの技を見る。「へい、おまち」。出された握りを一気に口の中に入れると、心地好い満足感がひろがっていく。取手市新町の江戸前寿司「米寿司」(よねずし)も、そんな食文化を楽しませてくれる店だ。 取手に店を開いて17年。ネタの良さと店主の塚省治さん(60)と相方のおかみさんの人柄が評判を呼び、大勢の常連客をもつ。今は、30代半ばの息子さんも加わり、家族3人で店を切り盛りしている。ネタの仕入れは毎日朝早く、ご主人が柏の公設市場へ出かけて、「目にかなったもの」だけを仕入れる。その姿勢は市場の行きつけの魚屋も分かっていて、その日入った、いいネタを特別に提供してくれることも多いという。ご主人は「ネタは普通だよ」と謙遜して言うが、カウンターのガラスケースに並ぶネタからは「ネタの新鮮さと品質は米寿司の一番の自慢」というのが見えてくる。
| |||||||||||